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大阪湾は「魚庭」と書いて「なにわ」と言われ、昔から獲れる魚介類の種類は豊富で、大阪名物のたこ焼きのたこもその一つです。エビやカニなどのえさが豊富で潮の流れが穏やかなことから、風味よくやわらかいたこが育ちます。
大阪湾の泉州沖で獲れるたこは「泉だこ」として、2011年地域ブランドに商標登録されました。泉州ドットコムでは「泉だこ」を使った缶詰を企画・開発し、販売を始めました。
泉州ドットコムは2000年のIT企業として創業、泉州地域のIT関連企業としては老舗と言われることもおおくなりました。IT企業がなぜ缶詰を?とよく不思議がられるので、ここで疑問にお答えしたいと思います。
「地元の活性化」を経営理念にあげる泉州ドットコムが缶詰開発に乗り出したのは2013年。代表の立花が無類のたこ好きであることから始まりました。地元活性化のために「泉だこ」を使ってお土産物を作れないか?と思いついたのがきっかけ。確かにたこは大阪では定番の食材ですが、缶詰になっているのはあまり見かけません。
缶詰を作るにはまず材料の泉だこを仕入れる必要があります。食品開発においては全くの畑違い、そこからの出発でした。仕入先を探し泉州地域の漁港を走り回り、協力してくれるところを探すのにたいへん苦労しました。ようやく仕入先が見つかると、今度はメニューを決める苦労が・・・。
「ネットを駆使して山のようなレシピの中から、これだと思うものを選び試作品を作りました。」と語るのは缶詰開発担当の土井。何度も試行錯誤と研究を重ね、試作と試食を繰り返し、ようやく試作品の缶詰が出来上がったときは、スタッフ一同感動に包まれました。
「大阪産(もん)商標登録ロゴマーク使用許可」の「使用許可証」も得た「泉州魂」の缶詰。今では国内だけでなく海外のイベントでも大人気です。 あの楽天の三木谷社長にも試食をしていただき、美味しいと太鼓判をいただきました!!
泉州地域でとれるものを使って泉州を活性化したい!泉州魂では缶詰以外にも、泉州地域の人々の熱い思いのこもった商品をよりたくさんの方に知ってもらい、買いに来ていただきたいと思います。